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49件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2015-08-27 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第18号

国が地主から農地を強制買収して小作人に極めて安く売ったと、その結果、小作地は減少して地主階級は消滅、旧小作農経済状態が著しく改善されました。農業生産力向上につながって、その改革成果を維持していくために昭和二十七年に農地法が制定されたわけであります。  今回のこの法改正によって、農地が企業に買収されるというようなことが現実に起こってしまったら、これは現代版地主小作農の復活ではありませんか。

徳永エリ

2014-04-09 第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号

この地主制度に対して、実は帝国議会、済みません、失礼ですけれども帝国議会地主階級と同じ利益利益を同じくしていたわけですね。これに対して、小作人の側に立って地主階級及び帝国議会に抵抗し続けてきたのは我が農林省の先輩だったわけでございます。この戦前の、ぶつかってははね返され、ぶつかってははね返されという戦前農林省の努力が実を結んだのが戦後の農地改革だというふうに思っています。

山下一仁

2003-02-26 第156回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号

アルゼンチンはグラン・ブエノスアイレスという、国土面積で〇・一三%のところに人口、機能が集中しておりまして、特に地主階級、日本でいえば本社機能でございますが、これがそこにある。そして、農業をやっているところ、工場をやっているところには代理人、支店しか置いていない。このために、ブエノスアイレス社交場ができまして、しょっちゅう顔を合わす対面情報になった。

堺屋太一

1997-06-10 第140回国会 参議院 商工委員会 第17号

それも思えば、戦後のいわゆる昭和二十年、米軍に占領されて以降、米軍占領政策の中でとられた政策が、御承知のように軍国主義を、封建主義を排して民主主義政策日本に植えつける、農地解放によって地主階級を追放する、あるいは崩壊させる、同時に軍部と結託したと称される財閥を解体させる、これが戦後の米軍占領下における大きな経済政策あるいは思想政策であったと、このように私は認識をしておるところでございます。  

斎藤文夫

1993-04-15 第126回国会 参議院 法務委員会 第4号

角田義一君 そこが私は、登記を受けたことがないというのは昔の明治時代地主階級の頭のままなんだ。小作人なんというのは持っていないんだからしょうがない。地主階級だけが土地を持っておって登記ができた。ところが、時代が変わっちゃっているわけでしょう。そうしますと、保証人制度というのはどうしたらいいかというのは、今言ったように抜本的に見直さなきゃおかしいと思うんです。

角田義一

1982-03-31 第96回国会 参議院 本会議 第10号

最後に、今回の土地税制の緩和は、高資産家たる地主階級税優遇を与え、民間デベロッパー土地買いあさりを助長させ、地価上昇を招くことが懸念され、土地供給効果はきわめて乏しいものと言わざるを得ません。  住宅取得を願う勤労世帯では、地価建設費の値上がり、賃金上昇率スローダウンなどで住宅取得能力が年々低下しており、もはや持ち家取得は高ねの花とあきらめざるを得ないのであります。

鈴木和美

1977-03-30 第80回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

そしてまた、経済成長あるいは公共投資成果というものが本当に勤労者を初めしする国民のものになっていいところが、それが一部の地主階級の不労所得になってしまう。これでは非常に不公平ですし、それでは資本主義というものはだれからも飽きられてしまうと、こういうことになるのじやないか。その意味で、どうしてもこの地価問題というのは大事である。  

松本達治

1974-03-19 第72回国会 衆議院 法務委員会 第17号

いわゆる徳望家というのは大体地主階級というか、いわゆる保守党というとおかしいけれども、保守的な色彩を持った人が非常に多いですね。ですから、私どもが調停に出てまいりますと、借地権なんというものは全く無視してしまうのですね。借家権なんというのは全く——全くといってはいけないけれども、だいぶ無視する。借りたものは返すのがあたりまえなんだと盛んに責めるわけですね。

稲葉誠一

1967-07-11 第55回国会 衆議院 農林水産委員会 第32号

(時)委員 私は賛成する法案にはあまり質問せぬつもりですけれども、答弁があまりにも抽象的なものだから、つい質問したわけですが、集団と言いましても、たとえば大きな土地所有、そういうような場合には、たとえばソ連のようにコルホーズ式にやっていこうというような場合には、コンバインであるとか肥料であるとか、そういうものを国営にして打ち出していく方式もあるし、あるいは中共のやったように一つ権力闘争によって地主階級

中村時雄

1966-06-23 第51回国会 参議院 農林水産委員会 第33号

ところが農業の場合は、特に地主階級は、よしあしは別として、もとありましたものが、いまはない。みな自作農だ。そして非常に小さなものからさらに非常に微細のものにまで、ある意味においては小さいところにかたまったという形が現在である。明治維新当時においても、東北なんかは十五町歩ぐらいの自作農家が相当あちこちに点在しておったことは北條委員もよく御存じのことだと思います。

坂田英一

1966-06-21 第51回国会 参議院 農林水産委員会 第32号

で、その以前においては農業者の中に地主階級があった。非常に弊害もありましたけれども、また一面においてはバラエティーを持って相当その村々の味わいを示しておった。あまり二町以下とか、きわめて小さいものから最後のものまでのバラエティーのないものになっておる、ここに大きな原因があると思うのです。その意味で私はやはり経営の上においてバラエティーを持つべきである。

坂田英一

1965-05-27 第48回国会 参議院 本会議 第22号

農民に対する思いやりも、それだけ深いと信じますが、今日の農村部におけるハイクラスに該当する旧地主階級に特別の恩恵を施すような措置は、重政氏のいさぎよしとしないところではないかと思いますが、どうでしょうか。問題となっております農地報償法案のごとき、厚顔無恥なたくらみに対しては、与党といえども、断固として首を横に振る勇断が重政氏にはあったのではないかと思います。

瀬谷英行

1965-05-12 第48回国会 衆議院 内閣委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号

、あなたの論理は全く成り立たないので、むしろ地主制度というものが数世紀にわたって日本農民封建的圧迫により奴隷化してきた経済的束縛である、これを除去しなければならない、そして日本人民が一そう平等に労働の果実を享受するように、要するに現実に耕作している農民現実労働成果を享受するような、そういう機会を与えるような、そこを保証する手段を講じろというので、むしろ民主主義の障害になっていたものが地主階級

林百郎

1965-05-12 第48回国会 衆議院 内閣委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号

しかし、これはやはり過去のあれを見ましても、それは一つは経済的な力からそういうことができたといえばそうでございましょうけれども、やはり地方から東京に勉強に来る、こういうような方々はやはり地虫階級の人が多かったんで、したがって、いわゆるインテリと申しますか、知識階級と申しますか、要するに指導的、いってみれば能力のある方は、旧地主階級の中にある。

臼井莊一

1963-02-21 第43回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号

藤井分科員 これまた冒頭で触れたわけでございますが、一般的な受け取り方として、地主階級という豊かな生活層に対して、国民税負担においてこれが対策をしなければならない、措置しなければならない、こういうことがどうも映りが悪いと申しますか、受け取りがたいというふうな意見も聞くのでございますけれども、私の調べたところによりますと、あの当時、強制買い上げをして政府が手持ちをしておる。

藤井勝志

1961-05-10 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第40号

それはどういうことかというと、再び地主階級が台頭してくるのではないか。ということは、法人化によって土地を取得できる、そういうことになってくるというと、自分らの零細な土地をまた金を持っておる人たち、あるいは実際に力を持っておる人たちのところへそれが吸収されていくのじゃないか、そこがちょっと不安だという声も一応出てきておるわけであります。これに対する解明を一ついただきたいと思います。

千田正

1960-04-01 第34回国会 衆議院 内閣委員会 第23号

そういう立場から、まず第一点といたしましてお尋ねしたいのは、農地改革に伴うお考え方、少なくとも農地改革というものは、以前地主階級小作人に対して高率な小作料をかけ、そうしてそれを利用いたしまして自分たちが肥え太っていったことは御存じの通りでありまして、そのために小作人自身地位が非常に低下しておった。そういう立場から小作人地位向上、さらには物納を金納に切りかえた。

中村時雄

1960-03-03 第34回国会 衆議院 内閣委員会 第11号

公共目的という点からいったならば、公共目的を阻害するような今日の地主階級団体というものは、その一点において私は解散させて当然だと思う。岸さんはそうおっしゃらない。見解の相違といえばそれだけの問題でありますけれども、実際今日の法秩序の上からいって、国民の良識の上からいって、現在の地主団体が考えておるもろもろの考え方というものは、明らかに公共目的に背反する行為であると私は考える。

田万廣文

1960-02-25 第34回国会 衆議院 内閣委員会 第8号

そういう非常に飛躍的な見解のもとに御質問をしておられるようでありますが、私どもはこの農地調査委員会なるものは、あくまで補償していいものか、もしくはその必要のないものか、あるいはまた旧地主階級におきましても今日非常に困っておられる方もお見受けするが、どうこれを処置するか、調査するかという目的のもとにこの法案が提出されたものだと解釈いたしております。

淺香忠雄